レシテーションコンテスト

 英語を習い始めて間もなく、レシテーションコンテストが行われます。「レシテーション」とは「暗誦」、つまり、一定量の英文を覚え、人前で発表するものです。題材となる英文はバリエーションに富んでおり、多くの人が知っている有名な物語の一節から引用しています。指導を始めるにあたり、外国人講師を招き、より正確な発音や、ジェスチャーに慣れ親しみます。英語の読み方から始まり、発音、アクセント、イントネーション、感情の込め方など、細部にまで至る指導は、英語科教員が生徒一人ひとりに個別に対応します。
レシテーションコンテストの様子
レシテーションコンテストの様子
 また、人前での発表に必要な堂々とした態度、声量、目線などの指導も受けます。自宅でも、CDに録音された英文を耳で聞き、日本語とは違う英語特有のリズムを身につけます。リハーサルを経て、本番当日は、どの生徒も今までに経験したことがないほどの緊張感を味わうようです。しかし舞台に立てば、多くの観客の前で今までの練習の成果を発揮し、立派にやり遂げます。発表後はどの顔もさわやかです。これによって、各々が何ものにも代え難い自信を得、これから続く英語学習への新たなステップとなります。

課題文の例

課題文3
〜Winnie the Pooh〜
レシテーションコンテストの様子

"Oh, thank you, Christopher Robin," said Pooh. He was very glad that the bees had gone away. "Silly old bear," laughed Christopher Robin and gave Pooh a big hug. "I know," said Christopher Robin. "Let's have some tea and honey." "What a good idea!" said Pooh. Pooh ate and ate until his tummy was full. Pooh was a very happy, very sticky little bear.

【 訳 】

レシテーションコンテストの様子

 「ありがとう、クリストファーロビン」とプーは言いました。プーは、みつばちがいなくなって本当にうれしかったのです。「全く、プーったら」クリストファーロビンは笑って、プーをギュッと抱きしめました。「そうだな」とクリストファーロビンが言いました。「紅茶とはちみつでもどうだい?」「良いアイデアだね!」とプーが言いました。プーはお腹がいっぱいになるまで食べ続けました。プーはとても幸せな、はちみつでネバネバの小熊ちゃんになりました。

【 それまでの話 】

レシテーションコンテストの様子

 プーは大のはちみつ好き。ある日、お腹がペコペコになったプーは何とかしてはちみつを手に入れようと、考えに考えた末、クリストファーロビンの家を訪れます。クリストファーロビンの家にあった風船を見て、プーはそれにつかまって高い木の上にあるはちの巣まで行くことにしました。ユラユラ・・・はちの巣に到着し、はちみつをひとすくいしたとたん、はちが怒ってプーを襲ってきました。さあ、たいへん!!「クリストファーロビン!」プーは叫びました。そして・・・無事プーはクリストファーロビンに助けられたのでした。