アメリカの名門Yale大学のアカペラグループが来校しました。この交流は2013年から始まり、今回で10回目となります。
一日目は全校生徒でお迎えし、歓迎会を行った後、各学年の授業に入ってワークショップを行いました。中学3年生とは書道やけん玉などの日本文化、高校生とは調理実習やフリートークなどで交流を深めました。放課後には、声楽部、glee部、吹奏楽部と交流しました。アカペラグループに所属しながらも、神経科学や哲学、国際関係など幅広い分野の学問を専攻している彼らの話は、生徒たちにとっても大きな刺激になったようです。
二日目はアカペラのコンサートを行い、美しい歌声を披露してくれました。生徒2名が司会を務めて、インタビューをしたり、glee部・声楽部とも合唱しました。最後には全校生徒から感謝の気持ちを込めて校歌の合唱があり、交流の締めくくりにふさわしいコンサートとなりました。
生徒の感想:「声でリズムをとって歌っていてすごいと思いました。堂々と楽しんで歌っていたので、私たちも合唱コンクールの時に堂々と大きな声で楽しんで歌いたいです!」
「今年は前日に交流したこともあって、今までの中でもより親近感がわきました。特に"I will survive"という曲で、一緒に書道をした方がソロで歌っていたのが印象に残りました。楽器なしで一つの歌を完成させるのが素晴らしいと思い、圧倒されました。」
「一人一人が異なるハーモニーを作り出してきれいな和音になっていたのが聞いていて楽しかった。また、クラブで一緒に歌うことができ、本当に貴重な体験だった。アカペラの迫力がすごく、聞くのも歌うのも本当に楽しかった。」
「ラウンドスクエアの帰りにYale大学を訪れ、今回来てくださった方々と話をする機会があったので、このコンサートを楽しみにしていました。英語を学ぶ機会が増え、理解度が上がったことを実感できました。」
「楽器なしで奏でる演奏は、音楽の可能性や奥深さをとても感じさせられました。ビートルズなど、世代が違う曲でも古臭さを感じず、むしろ新鮮に聞こえ、アカペラの魅力に再度気付かされました。」
「Yaleの方々の堂々と自信に満ちあふれた姿を見ると、自分も将来はもっと広い世界に目を向けてみたいと思いました。八雲生と一緒に歌っているのを見て、国や文化が違っていても一つになれる音楽のすばらしさを改めて実感できました。」

全校で歓迎会
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中学3年生と書道で交流
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高校2年生とみそ汁・おにぎり作りに挑戦
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日本の「遊び」にも挑戦しました
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フリートークも盛り上がりました
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軽音楽部と交流
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吹奏楽部と交流
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高3の2名が司会を務めました
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glee部とコラボ
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声楽部と「浜辺の歌」を披露しました
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ありがとうございました!
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5月の文化体験は文化祭に向けて調べ学習を行いました。中学1・2年生はクラスごとに、服装・地動説・経済・防災・お茶など、展示発表のテーマに合わせた場所に出かけました。今回見学し、調べた内容をレポートにまとめ、文化祭で発表します。中学3年生は公民で学んでいる国会議事堂の見学をしました。
生徒の感想:「天動説がなぜ信じられていたのか、地動説がどのように証明されたのかなどが分かりました。私は天体に興味があるので、文化祭に向けて詳しく調べていきたいです。」(中学1年生)
「江戸の人々の暮らしや文化を具体的に知ることができ、さらに江戸時代の人々の仕事についても調べたいと思いました。」(中学1年生)
「AEDの使用法や心肺蘇生法を実習を通して深く学ぶことができてよかった。学校や登下校時など、どこにAEDがあるのかを日頃から確認しておくことが大切だと思った。」(中学2年生)
「お茶の文化や歴史について詳しく知ることができた。他にも自分で体験できるものや映像もあってわかりやすかった。」(中学2年生)
「公民の授業で勉強をして、理解した上でもう一度見学できて良かったです。今回の見学ではそれぞれの部屋が何のための部屋なのか、パンフレットに書かれていることに以前より興味を持つことができ、すごくいい経験になりました。」(中学3年生)
「国会議事堂の建物は何度見ても迫力があるなと思いました。公民の授業で現代の政治を勉強するときには、ここで議論されて法律が成立したのだなと考えて勉強したいと思います。」(中学3年生)
文化学園服飾博物館
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日本科学未来館
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くすりミュージアム
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深川江戸資料館
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銀行
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京急ミュージアム
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北区防災センター地震の科学館
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科学技術館
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お茶の文化創造博物館・おーいお茶ミュージアム
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国会議事堂
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定期試験前の3日間、中学生を対象に授業終了後の50分間、各自が計画にそって学習する試験対策学習デーが行われました。時間内に各教科担当者が教室を回るので、生徒は質問をすることができます。生徒たちは初めての定期試験に向けて、疑問を解決し、集中して学習に取り組んでいました。
中学3年生は2泊3日で、静岡県御殿場市の「国立中央青少年交流の家」で合宿研修を行いました。海外研修に向けて、野外炊事・英語学習・ミニ運動会・ウォークラリー・キャンプファイヤー・奉仕活動など、自然の中でさまざまなプログラムを通して、自主性・責任感・実行力を育みました。規律ある集団生活の中で基本的な生活習慣を身につけるとともに、学年全員の親睦を深めました。
生徒の感想:「集団行動の必要性を学ぶことができた。3日間で時間を気にしたり、仲間を思いやったりと自分の成長が少しはあったかなと実感している。」
「全部の行事を全力で楽しめたし、より仲も深まったと思いました。今回学んだ挨拶など、大切なことをこれからも意識してがんばりたいです。」
「普段は両親がいろいろと支えてくれたりしているけれど、自分のことは自分でやるという生活をやってみると、改めて大切さを感じました。施設の方にも様々なことでお世話になったので、感謝の気持ちを忘れずに今後の海外研修などでいかしていきたいです。」
「今回の合宿研修でクラス・学年の団結力・行動力が一層深まったと思うので、これからの行事すべてにいかして、全員で頑張っていきたいと思います。本当に楽しかったです!」

富士山が姿を見せてくれました!
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野外炊事はカレーライスをつくりました
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コマ地図を見ながら班で協力してウォークラリー
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ミニ運動会
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奉仕活動は草刈りなどをしました
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みんなで盛り上がったキャンプファイヤー
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GWが明け、気持ちも新たに学校生活を始めるため、中学1年生は親睦会とサッカー大会を行いました。親睦会では、高校3年生や先生たちが調理したカレーライスや焼きそばなどを、学年の枠を超えて一緒になって食べました。中学1年生はこれからの学校生活に向けて、高校3年生は本格的に始まる受験に向けての良い景気づけになったようです。翌日には、駒沢公園第一球技場で、クラス対抗で男女に分かれてサッカーをしました。生徒たちは広いグラウンドで元気よくボールを追いかけていました。クラスや学年の絆が深まる2日間となりました。
新入生が安心して学校生活を送るために、入学してから約1カ月間、高校3年生が新入生のクラスに4名ずつ入り、学校生活をサポートしました。朝礼から昼食、放課後の清掃まで、多くの時間を一緒に過ごしました。最終日にはお世話になった先輩に色紙を渡し、別れを惜しんでいました。
生徒会が企画・主催して、新入生歓迎会が開催されました。軽音楽部の演奏で新入生を迎え、生徒会が制作した映像などを使っての学校案内や制服紹介のほか、ドリル部によるダンス、吹奏楽部の演奏など、各クラブが会を盛り上げました。また、新担任の先生方への質問コーナーや、校長先生の歌のプレゼントもあり、新入生といっしょに在校生も盛り上がっていました。
満開の桜の下、校舎には「今日からはじめよう、夢いっぱい、笑顔いっぱいの毎日を。」と書かれた幕が掲げられ、入学式が挙行されました。校長先生からは「ようこそ、八雲学園へ。八雲学園ではWelcomeの精神でみなさんをお迎えします。本校の建学の精神は『生命主義・健康主義』で、自分の命だけでなく他者の命も大切にしていこうというものです。混乱の時代ともいえる今だからこそ、この考えを大切にしてください。また、他人に優しく自分に厳しくという気持ちをもって学校生活を送ってください。」という話がありました。式の後には担任の先生が紹介され、最初のホームルームが行われました。新入生たちは緊張した面持ちの中で、これからの学校生活への希望に胸を膨らませているようでした。ご入学おめでとうございます!

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在校生代表による「歓迎の辞」
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新入生代表による「答辞」
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高大連携協定を結んでいる順天堂大学の本郷・お茶の水キャンパスで、本校の生徒を対象としたキャンパス見学会を実施しました。高校1・2年生の希望者が参加し、当日はメディカルテクノロジー・シミュレーションセンターの見学および実習、日本医学教育歴史館の見学および実習、国際教養学部の見学および説明会を行いました。順天堂大学のこちらのページにも当日の様子が掲載されています。
生徒の感想:「様々な体験ができ、どのお医者さんも最初はこういった訓練をしていたのだと思い、改めて尊敬しました。大学の先生方の話を聞いて、より知識が増え、受験に対する意識が高まりました。」
「シミュレーターを体験して、実際の治療には繊細な操作が必要で、その大変さを感じた。また、医療の歴史を学ぶことができて、とても参考になった。」
「エコーや腹腔鏡手術、挿管チューブの体験など、貴重な体験ができてうれしかったです。また、順天堂大学の歴史なども楽しく学ぶことができました。」
「国際教養学部の説明では、グローバルな人間とは何かという話を聞いて、言語だけではない様々な文化を理解する必要があることを知り、学習へのモチベーションが上がりました。」
新たな学年に向けて、春期講習が行われました。中学生は英語・国語・数学を習熟度別のクラスで、高校生は各教科希望制で受講しています。生徒たちも、実力アップを目指して集中して授業に取り組んでいました。