八雲学園中学校高等学校

研修を終えた中学３年生が感想を英語で書いてくれました。日本語訳も下にあります。

We had a fulfilling experience during our two-week overseas training program. We enjoyed the English classes at the University of California Santa Barbara. It was a fresh experience for all of us.

The UCSB campus is large and rich with nature. We enjoyed walking to the different classrooms. We had small group lessons so it was easy to catch what the teachers said. In addition, the group work was always fun because they were composed of different members. Therefore, I was able to learn new things about my friends. When I asked questions or did an interview, I was very embarrassed at first, to say what I thought in English. However, I was very pleased that I could speak English with a louder voice.

We visited the Cate School where I presented "Life Events in Japan". The students from Cate School introduced life events from different countries. At the end, we experienced hitting a Piñata, a fun activity from Mexico. When we broke the Piñata, sweets fell out from the inside and we were very surprised. We all have good memories with the students at Cate School.

In one experience we went to a restaurant without teachers. At first, I was puzzled about how to do order in English. Then, we figured out how to order and pay for our own meal.

In addition, we watched the world-famous musical, "Aladdin". We had watched the same one for an art appreciation class in the 7th grade. The special effects were great, especially using fire on stage. Of course, it was all in English, but I could still catch some of the lines. At the end, the audience gave a standing ovation and I felt that we were all united. I had a wonderful time with my friends, teachers, and I will never forget this experience.

On the last day at UCSB when I got a wonderful certificate from the teachers, I felt the certificate was the result of my hard work of studying English for three years at Yakumo. Our time in America passed by so quickly.

During the two weeks, I enjoyed communicating in English. I had been waiting for this experience for three years. It is one of the best experiences in my life. We could take part in this irreplaceable experience because we had support from many people. I would like to thank Yakumo teachers, guides, UCSB teachers, bus drivers, and our parents for supporting us.

Jr.3 Renon Kasai

（日本語訳）

私達は２週間のアメリカ海外研修で充実したプログラムを体験しました。

UCSBの授業では毎回違う教室（施設）まで広大で自然豊かなキャンパス内を歩く事から始まる、とても新鮮な経験でした。少人数のクラスなので先生と私達の距離も近く、ネイティブの発音が聞き取り易い環境でした。また、グループワークはいつも違う組合せで友達の新たな一面を知る事が出来ました。質問やインタビューをする時は言いたい事を英語で話す事が初めはとても恥ずかしかったのですが、徐々に大きな声で積極的に会話する事が出来てとても嬉しかったです。

また私は、プレゼンテーションでケイトスクールの皆さんに「日本の年齢行事」を紹介しました。ケイトスクールの生徒の皆さんも色々な国の年齡行事を紹介して下さり、その中にあったメキシコの年齢行事のピニャータを最後に体験させて下さいました。ピニャータを割ると中からお菓子が飛び出し、とても驚きましたが楽しかったです。短い時間でしたが、ケイトスクールの皆さんと良い思い出が作れました。

レストラン体験では、戸惑いながらも海外ならではの注文や支払いの慣習を体験出来て良かったです。

さらに、世界的に有名なミュージカル「アラジン」を鑑賞しました。中学１年の芸術鑑賞と同じ演目でしたが舞台上で火を使うなどの独自の演出は圧巻でした。セリフは所々ですが、意味を聞き取ることが出来ました。最後は劇場が一体となったスタンディングオベーション、忘れられない素晴らしい時間を友達や先生と過ごしました。

USCBの授業の最終日に立派な証書をクラスの担当の先生から一人一人に手渡しで頂いた時、中学３年間で学んだ学習の成果だと思いました。本当にアメリカ滞在はあっという間でした。この2週間で私は英語を使うコミュニケーションの楽しさを学びました。

３年間楽しみにしていたアメリカ海外研修は夢の様な時間でした。この様なかけがえの無い経験が出来たのは多くの人の支えがあったからです。八雲学園の先生方、ガイドさん、UCSBの先生、バスの運転手さん、そして両親に感謝します。

中学３年 葛西伶乃凛

とうとう海外研修最後の日を迎えました。2週間過ごしたサンタバーバラに別れを告げ、早朝にバスへ乗り込み、ロサンゼルス空港へと向かいました。お世話になったガイドさん、ドライバーさんとのお別れを涙ながらに惜しみ、「また必ず来ます！」と約束を交わし、帰国の途につきました。

　いよいよアメリカ滞在もあと１日、雲一つない晴天に恵まれました。日中はUCSBのブックストア・Kマート・パセオヌエボなどを周りました。午後はロサンゼルスにあるフォーシーズンズホテルに行き、夕方からはさよならパーティーを行いました。中庭を見渡せる豪華な宴会場で絶品のディナーを楽しみながら、この２週間を振り返りました。食事のあと、ガイドさんたちから温かいお言葉とプレゼントをいただき、生徒たちは感動の涙を流していました。またガイドさんとドライバーさんに、生徒からも感謝の気持ちを込めたプレゼントを贈りました。「またアメリカに来たい！」という声もあちこちから聞こえてきて、この海外研修が生徒たちにとって非常に実り多いものであったことがよく伝わってきました。

とうとうUCSBの授業最終日を迎えました。授業の終わりには先生方から一人ずつ修了証をいただきました。授業のあと、キャンパス内の大きなホールを貸し切り、お世話になった先生方をお招きして、学校紹介、ドリル部、空手道部、剣道、Cate Schoolで発表したプレゼンテーションに加え、クラスごとに紙芝居も行いました。心のこもった演技に、先生方もたいへん喜んでくださいました。夜はダブルツリーホテルにて、バスのドライバーさん、この研修中にお世話になった方々もお招きし、Thank you partyを行いました。美味しい料理を食べながら授業でのエピソードなどの話をして、大いに盛り上がりました。食事のあと、先生方から授業の思い出がつまったメモリーブックをいただき、そのお返しに学年全体で英語の歌と日本語の歌をプレゼントしました。別れを惜しみながら、最後には花道を作って先生方をお見送りし、パーティーはお開きとなりました。

今日は授業はお休みで、ブロードウェイショーの「アラジン」を見に行くため、ロサンゼルスのパンテージシアターに出かけました。シアターに行くまでに、マリブの海岸やサンタモニカ、ロデオドライブ、ビバリーヒルズを通り、さまざまな映画に登場する有名な建物や街並みをバスの中から見て、ロサンゼルスの見所を一度にたくさん楽しむことができました。

「アラジン」は、中学１年生の時に劇団四季のミュージカルを見ていたこともあって、いっそう興味深く見ていたようでした。ブロードウェイならではのアドリブや迫力ある演出にも引き込まれ、充実した時間となりました。

今日の授業では、UCSBの学生にインタビューを試みました。この10日間に現地の方とたくさん英語で交流をしてきた経験を活かし、臆することなく学生に質問できました。また、昨日訪れたユニバーサルスタジオでのエピソードを授業の先生に伝えました。午後、Aグループは、ジム、プール、ビーチ沿いのランニングなどホテル滞在を楽しみ、Bグループはカマリロプレミアムアウトレットに出かけ、ショッピングを満喫しました。

今日は、生徒たちが待ち望んでいたユニバーサルスタジオの日です。みんな気合を入れて早起きをして出かけました。実際に映画の撮影が行われる場所を見学する「Back Lot Tour」、映画ハムナプトラの「Mummy the Ride」など、日本にはない本場ハリウッドのアトラクションもあり、生徒たちは大満足でした。平日ということもあり待ち時間はほとんどなく、天気にも恵まれました。夕食は幕の内弁当をテイクアウトしました。久しぶりの日本食を味わいながら、充実した一日を振り返り、満足感に浸りました。

午前中のUCSBの授業では、キャンパス沿いにある海岸に行ったり、海洋生物の研究施設でヒトデやナマコなどに直に触れる体験もしました。午後は姉妹校ケイトスクールを訪問し、副校長先生、ウッド先生、そして日本語を勉強するケイトの学生たちに出迎えていただきました。ケイト生は日本語、八雲生は英語でプレゼンテーションを行い、自国の年齢ごとの行事についてお互いに発表しました。また八雲生は英語と日本語で合唱を披露しました。その後、キャンパスを案内してもらい、途中ケイト生の発表で紹介された「Piñata」という、メキシコで有名な誕生日の祝い方も体験し、交流を深めました。今回案内してくれたケイト生の中には、一昨年「Cate in Japan」に参加し八雲学園で学んだ生徒もいて、久しぶりの再会を喜んでいました。夕食はBグループがレストラン体験を行いました。

今日は一日UCSBで過ごしました。午前中に授業を受けてから、午後にポスターコンテストを行いました。授業のクラスごとに分かれて、担当の先生と一緒に、クラスをイメージしたポスターとチアダンスを創作しました。先生とクラスのメンバーが相談しあい、クラス独自のカラーとテーマのもとにポスターを仕上げ、掛け声やダンスなどのチアでそれを発表しました。作業を通じてどのクラスもUCSBの先生を含めた交流が一層深まりました。アメリカへ来て一週間になります。こちらでの生活には大分慣れてきましたが、毎日新鮮な感動をもらいながら楽しく過ごしています。

午前中はUCSBで授業を受け、午後は地元の小学校ウォルドルフスクールを訪問しました。室内では、あやとり、福笑い、だるま落としなど、日本の遊びを小学生に教え、体験してもらいました。屋外では、小学生と八雲生がペアになり、デカパンリレー、しっぽ取りゲームや大縄跳びなど、ミニ運動会を行い、盛り上がりました。また、八雲学園での行事やラウンドスクエアについて発表しました。最後には、小学生が舞台の上に乗り、校歌を披露してくれました。交流の後、Solvangというデンマーク村へ行き、ヨーロッパ風の町並みを楽しみました。夜はアリサルランチ・リゾートホテルにあるステーキハウスのプライベートルームで、ピアノ、ヴァイオリンなど同級生の演奏を聞きながら、リブアイステーキを食べました。最後にはレストランの従業員の方たちに感謝の気持ちを込めて、英語・日本語の2曲を歌いました。

今日はロサンゼルスに移動し、有名なヨットハーバーにあるWhiskey Red'sでサンデーブランチを楽しみました。海を眺めながら、魚の蒸し焼き、スモークサーモン、シュリンプカクテルなどの新鮮な魚介類や豊富な肉料理、上品なデザートと豪華な食事を堪能し、みな大満足の様子でした。その後、Aグループはカマリロ・アウトレットでショッピングを、Bグループは八雲レジデンスを満喫し、アメリカ初めての休日を優雅に過ごしました。

今日もUCSBでの授業です。自己紹介から始まり、体を動かしながら英語を学びました。日本語を全く使わないように、日々頑張っています。授業のあとは、全米で人気があり日本でも今話題のスーパーマーケット「Trader Joe's」に行きました。安くておいしいオリジナルの食品やエコバッグなどを購入できました。Aグループの夕食はレストラン体験でした。自分たちの力で説明しながら注文し、無事に会計まで終えることができ、達成感を持てたようです。

今日からUCSB（カリフォルニア大学サンタバーバラ校）での授業が始まりました。広大なキャンパスに、生徒たちはまず驚いていました。最初にアッセンブリーがあり、学部長のボブ・ヨーク先生から、歓迎のお言葉をいただいた後、各クラスの先生方にユニークな自己紹介をしていただきました。今年は八雲学園の生徒がUSCBで学ぶようになって２０年目となります。生徒たちも一層気を引き締めて臨む姿勢ができました。午後、Aグループは八雲レジデンスを訪れました。豪華な室内でゆっくり過ごしたり、外でスポーツを楽しんだりしました。来ることができてよかったと、皆で感激しながら帰ってきました。Bグループはホテルで過ごし、プールやジムを利用したり、ビーチを散策したりと、思い思いの時間を過ごしました。

今日はホテルで遅めの朝食をとりました。睡眠時間を多めにとったので、時差による疲れもだいぶとれたようでした。朝食後は、ミッション（教会）、ピア（桟橋）、コートハウス（裁判所）、パセオヌエボ（ダウンタウンのショッピング街）を訪れ、山と海に囲まれた美しいサンタバーバラの街を観光しました。夕食は海沿いにあるレクリエーションセンターを貸し切り、この研修の成功を期して、ウェルカムパーティーを行いました。副理事長先生、ガイドさん達からお話をしていただき、より一層海外研修への期待が高まりました。明日からいよいよUCSBでの授業が始まります。たくさんのことを吸収したいと、皆やる気が高まっています。

長時間のフライトを終え、アメリカに到着。入国審査や税関など不安もありましたが、無事入国しました。昼食はThe Oaksのフードコート。早速英語で注文しました。今まで学んだことを生かし、本場の空気を楽しみながらできました。お腹がいっぱいになった後は、スーパーマーケットで買い出しをしてからダブルツリーホテルにチェックインし、夕食はグループごとに出かけました。これから２週間、英語だけでなく、多くのことを吸収してもらいたいです。

２週間にわたる中学３年生のアメリカ海外研修がスタートしました。今日は学校に集合し、校長先生から海外研修にむけての心構えについて話を聞きました。初めての海外という生徒も多く、緊張した様子もありましたが、大勢の生徒や先生に見送られ、元気に出発していきました。研修の様子は随時掲載していきますので、お楽しみに！